第2回奥田カフェ(大学校長喫茶室)を開催しました。
1 開催日時
令和4年7月6日(水) 16:15~17:00
2 開催場所
兵庫県立但馬技術大学校 本館2階 センター教室2
3 喫茶店主
兵庫県立但馬技術大学校 大学校長 奥田孝一
4 内容
今年度の第2回となる奥田カフェには、総合ビジネス学科の10名がご来店。4月に入学して約3ヶ月が経過しています。学生生活の目標、就職活動や将来の不安を語っていただきました。
(1)まずは、奥田先生から、但馬技大で学生生活を過ごすにあたってのアドバイスです。
高校で学んだことは、社会に出てすぐに役立つものはほとんどない。例えば、高校の数学で学んだことが就活で役に立ったり、あるいは、就職後の仕事ですぐに使うようなこともない。
でも、但馬技術大学校で得たスキルは違う。自分自身の「売り」になる。このスキルをほしいという企業も多い。
(2)今度は奥田先生から学生への質問です。学生のみなさんは、どんなところに就職したいですか?
事務職
公務員
接客業、販売業
幅広く地域に貢献できる仕事、という声もありました。
(3)続けて、奥田先生からの質問です。皆さんのアピールポイントはなに?
でも、自分のよいところって、なかなか浮かびませんよね。なので、奥田先生から「物事は2面性がある。例えば、消極的というのではなく、慎重に判断し冷静に行動できるともいうことができる。口数が少ないというのではなく、相手のことをしっかりと聞くことができるとも言える。外国人はこんなことができるとのアピールが得意。本当かなと思うようなことも平気で言う。みなさんも是非、アピール上手になって。」とのアドバイスもありました。
素直に話を聞くことができるところ。
慎重なところ。よく周りを観察してから動くところ。
時間を必ず守れるところ。
時間には限りがあり、すべてのことを実際に体験することはできない。一方、本を読めばいろんなことを体験できる。読書をすれば、その仮想空間の中で、いろんな体験を積むことができる。
今はネットですぐに答えを探すことが出来る。でも、逆に頭の中で考えなくなってきている。みなさんが就職したら、今までにないものを生み出す必要が出てくるかもしれない。創造的なもの、未知のものはネットでは答えが見つけられない。その答えはどこにも書いていない。なので、読書でもいいし、映画でもいいし、但馬技術大学校の勉強でもいいので、いろんなことをインプットしておいてほしい。