すごい人がやってきました。
スーパーGT3年連続シリーズチャンピオン、JAF全日本ジムカーナ選手権で19回のシリーズチャンピオンを獲得するなど、素晴らしい実績をお持ちで、現在も記録を更新中の山野哲也氏。自動車工学科の学生にクルマを熱く語り、クルマを自在に操るテクニックを披露していただきました。
開催日
令和2年10月28日(水)
開催場所
兵庫県立但馬技術大学校
講師
レーシングドライバー 山野哲也 氏
対象
兵庫県立但馬技術大学校 自動車工学科 学生
講義・実演の様子
1 車の運転は陶芸家と同じ
『人間には機械が認知できない情報を感じることができる。陶芸家は指先と粘土の接点をコントロールし、ドライバーは操作を通じてタイヤと路面の接点をコントロールする。ドライバーは、タイヤと路面の摩擦を感じているんだ。』
*山野氏語る!
2 モータースポーツは、安全運転のマージンを増やす
『車の運転は、認知、判断、操作。しかし、その前に予測がある。もっと見て予測し、車を完全にコントロールできれば、一般の人が恐怖を感じる未知の領域が既知の領域になる。安全運転のマージンが増えるんだ。』
*まずは、エンストしないエンゲージポイントを探る・・・
3 レースで1秒を削る
『1秒遅い原因は何か。相手と比べ、コーナーではどうか?ストレートではどうか?ドライバーが的確に分析し、スペシャリストの集まりであるチームに伝える。』
*実演中・・・・
最後は、みんなで記念写真。ちゃっかり、サインも頂きました。