2年生にとっては、この学校での普通旋盤の最大の目標である技能検定2級の日がやってきました。
例年ではこの技能検定は夏の暑い日にやるのですが、今年は新型コロナウイルスの影響で一時期は中止となりましたが、なんとか12月に開催することができました。この2年間で培ってきた実力を発揮するときがやってきました。今年は4,5月が休校になり、カリキュラムの関係上なかなか技能検定の練習をする時間をまとめて取ることができませんでしたが、そんなイレギュラーな状況でも全員が頑張って検定に挑みました。
1 開催日時
令和2年12月4日(金) 9:00〜13:10
2 開催場所
兵庫県立但馬技術大学校 第1実習場
4 検定の様子
(1)検定における注意事項の説明
技能検定委員から、検定の注意事項の説明を受けます。
普段の練習からやってきているので全員知ってはいますが改めてしっかりと・・・!
(2)試し削り
試し削りでは、本番の前に配られた材料を指定の形になるように削ります。
この時に、機械の調子や工具の切れ味を確認します。
たった30分の間でしっかりと確認しておかなければ、本番で痛い目に遭います。
各々、真剣な面持ちで試し削りをしていました。
(3)検定本番
いよいよ技能検定の本番が始まります。
3時間休憩なしという非常に大変な作業ですが、全員が今まで練習してきたことの全力を出し切って加工していきました。
先頭バッターは2時間ほどで作業が終了。他の学生も負けずと言わんばかりにさらに気合いが入ります。
でも、ミスをしないように慎重に・・・
学生の顔には、不安・心配・自信など様々な表情が浮かんでいるようでした。
部品を2つ作って組み合わせるのですが、それがこんな感じ
難しい作業ではありますが、なんとか全員時間内に作業を終えることはできました!!
(4)検定終了
検定終了後はお昼ご飯を食べて、2年間使ってきた実習場を綺麗に掃除しました。
全員がやりきったような清々しい顔で掃除をしていました。
皆さんお疲れ様でした!!!