奥田孝一大学校長が、学生に難しくない理数科的なお話をする特別講座「おもしろ理数科」。第1回目に引き続き、8名の学生の参加を得て、第2回目を開催しました。
1 開催日時
令和3年7月14日(水) 16:15〜17:00
2 開催場所
兵庫県立但馬技術大学校 本館2階 センター教室2
3 講師
兵庫県立但馬技術大学校 大学校長 奥田孝一
4 講座の様子
1名の学生のみ今回からの参加で、ほかは継続しての参加。まずは、前回の復習となる関数の概念の説明から、講座がスタートです。
前回の説明のとおり、ある数字を入れて、箱の中である働きをして、結果、一つの数字が答えとして出てくる。これが関数です。
前回の復習として、y=axで表される一次関数、次いでy=ax^2で表される2次関数の説明。そして、次は、実例を通じて指数関数の説明。仮にコロナウィルス感染者が1名いるとして、この1名が毎日、2名に感染させるとすると、x日後の感染者数を表す関数はy=2^x。10日後なら、xに10を代入し、1,024人(=2^10)。
でも、関数をみるだけではわかりにくい。なので、グラフを書いて、どのようになっているのか、判断する材料とする。なによりも、心理を推察する洞察力、観察力が大事。
最後に、三角関数。棒を回転させた時に、角度と真上から光を当てた時の陰の長さ(x軸の長さ)の関数が三角関数。角度はθとあらわし、x軸の長さ(座標)はcosθと表されます。
同様に横から光を当てた場合の長さ(y軸の座標)はsinθと表されます。
次回は夏休み明けの8月31日(火)に開催します。是非、ご参加ください。